◆ パターン①:Xpath(エックスパス)を使う方法
ポップアップの中に、**毎回同じHTMLの構造(Xpath)**がある場合に使えます。
❖ 操作イメージ:
1.**「HTMLエレメント出現を待つ」**コマンドを使って、特定のXpathの出現をチェック
2.出現した場合:ポップアップが出たと判断し、「閉じる」ボタンをクリックさせる
3.出現しなかった場合:ポップアップがないと判断し、通常通りシナリオを進行
📌 ポイント:
Xpathは、Web画面上の特定の要素(ボタンやメッセージなど)を見つけるための「道しるべ」です。
この方法は安定性が高く、処理が早いというメリットがあります。
◆ パターン②:キー画像を使う方法
ポップアップに**毎回表示される特定の見た目(画像)**がある場合に使えます。
❖ 操作イメージ:
1.「分岐」カテゴリ内の「画像を探す」コマンドにて、ポップアップを示すキー画像を登録し、出現を判定
2.出現した場合:ポップアップが出たと判断し、「閉じる」ボタンをクリック
3.出現しなかった場合:通常通り次の操作へ進む
📌 ポイント:
この方法は画面の見た目で判断するので、HTML構造がわからなくても使えます。
ただし、画面のサイズや表示倍率によってはうまく検出できないこともあります。
◆ まとめ
方法 | 向いているケース | 特徴 |
---|---|---|
Xpathを使う方法 | ポップアップに共通の構造(IDやタグ)がある | 安定・高速・おすすめ |
キー画像を使う方法 | 共通の見た目(文字やアイコンなど)がある | 視覚ベース・構造が分からない時に有効 |