■ 原因
リモートデスクトップ環境では、AltやCtrlなどの特殊キーが、ホスト側ではなくローカル(操作しているPC)に吸収されてしまうことがあります。
そのため、RPAの「キーボード入力(ショートカット)」コマンドで送信したキーが、リモート先に届かないという現象が発生します。
■ 回避策
リモートデスクトップアプリの設定を確認
お使いのリモートデスクトップアプリ(例:Windows標準RDP、Chrome Remote Desktopなど)にて、
「特殊キー(Alt・Ctrl など)をリモート側へ送信する」設定を有効にしてください。
<例:Windowsリモートデスクトップ接続(mstsc.exe)>
1.接続前に「オプションの表示」→「ローカルリソース」タブを開く
2.「キーボード」の項目で「リモートセッションでのみ適用」に変更
(または「常にリモートセッションに送信」)
■ 補足
・単独キー(例:EnterやTab)は比較的問題が起きにくいです。